みなさん“虹の橋“って言う場所を知っていますか??
元のネタは作者不明の散文詩です。
この「虹の橋」って言う場所は、天国の手前にある場所らしく、生前この世にいる誰かに可愛がられていたり、愛されていたりしていた動物が死ぬと辿り着く場所みたいです。
そこには草原が広がり、水と食料が用意されていて暖かい場所のようです。
そこにたどり着いた動物たちは、生前抱えていた病気や怪我、老いまでも回復して元気に遊び回っているそうです。
しかし、ひとつだけ不満があるそうで、それは飼い主さんがいないことです。
飼い主さんを待つための場所が「虹の橋」と言う場所みたいです。
今回はこの虹の橋についてお話ししたいと思います。
私の母は動物が好きで、街の野良猫ちゃんたちを可愛がったり、保護猫会の人のお仕事を手伝ったりしています。
補足ですが、この保護猫会はただ野良猫ちゃんたちに餌を与えて好き勝手に可愛がっているわけではなく、野良猫がこれ以上増えないように去勢・避妊手術に連れて行くことを目的として活動しています。
話を戻します!
街の野良猫ちゃんの中で、特にみんなから可愛がられていた「しろちゃん」って言う白い雌猫がいました。このしろちゃんは野良猫ちゃんの中でも歳をとっていて、しろちゃんがご飯を食べている最中に他の猫ちゃんが来るとその猫ちゃんにご飯を譲ってあげちゃうとても優しいボス的な存在でした。
またこのしろちゃんは肝が座っていて、大きな犬が来ても動じずに、そのワンちゃんの方をビビらしてしまうような、何かパワーを持っている猫ちゃんでした。
でもこのみんなから可愛がられていたしろちゃんも母親が出会ってから4年目の冬に老衰で死んでしまいました。
そのしろちゃんが亡くなってから2日後の夜寝ている時、母親は金縛りのような感覚に陥ったそうです。
しかしいつもの金縛りは、嫌な音が鳴ったり、風が吹いたりと怖いイメージがあるのに対し、じんわりあったかくとても心地の良い気持ちだった!と言っています。
母親が見た情景はパステルカラーのような淡い光の球がたくさん浮いていて、その中にしろちゃん1匹と猫のシルエットが何匹かいて、しろちゃんだけ上に登って行ったそうです。
絵で書くとこんな感じです。
ちなみに真ん中の猫がしろちゃんらしいです。
母親はこの情景を見るまで、虹の橋についての話は全く知らなかったそうです。
しろちゃんはこの絵のような虹の橋を登って、自然いっぱいの場所で、可愛がってくれた人たちのことを待ってるのだと思います。
きっと虹の橋は本当にあると思います。
ペットって人間たちを癒してくれる存在ですよね。仕事終わって疲れている時とかに無性にかわいたがりたくなったり、落ち込んでいる時とかには、何も言わずにそばに居てくれて、人に同情されるよりもずっと心が安らぎませんか??笑
今回はそんなかけがえのない家族であるペットを亡くされた方にちょっとでも希望が持てるようなお話しでした。